地方獨立行政法人 市立吹田市民病院
複合醫療産業拠點「北大阪健康醫療都市」に、移転新築。
施設概要
- 所在地
- 大阪府吹田市岸部新町5番7號
- オープン
- 2018年12月
- 建 物
- 地上8階
- 診療科目
- 29科目
- 病 床
- 431床
- 基本設計
- 株式會社日建設計
- 実施設計
- 大成建設株式會社 工事監理ー級建築士事務所
- 施 工
- 大成?堀田特定建設工事共同企業體
吹田市と摂津市が、大阪府などの協力を得ながら進めている國際級の複合醫療産業拠點「北大阪健康醫療都市(健都)」に新病院をオープンした市立吹田市民病院。建物は免震構造で、井水、外気を利用した省エネシステムを採用しています。
新病院は、「救急醫療の充実」「に伴う疾患への対応とリハビリテーションの充実」「地域の醫療機関や介護事業等との連攜の推進」などを基本構想に、救急病棟と1,000㎡のリハビリテーション室のある回復期リハビリテーション病棟を新設、高齢化に伴い増加することが予想される呼吸器系、がん、整形外科系の一層の充実を図っています。また地域醫療連攜や醫療福祉相談、入退院支援のための「患者支援センター」も開設。さらに院內アメニティの向上や動線への配慮など、患者さんやご家族はもちろん、職員にとっても快適で利用しやすい環境を整え、今まで以上に良質で安全な醫療を提供できるよう努めています。
窓から見える線路の枕木をイメージした內裝に合わせて、ダークな色調の木目の家具を配置したデイルーム。
溫かみのある木目をいかして、落ち著いたトーンでまとめた患者支援センター。
光がたっぷり入る明るい病室。ベッド間に家具を置くなどしてプライバシーにも配慮。
スタッフステーションの中央には、電子カルテ端末を使いながら充電ができるカートピットを配置。
診療材料の出し入れや點滴準備がしやすいよう、奧行がコンパクトな作業臺を採用してスタッフの動線を確保。
機器類の配線を考慮して機能的なカウンターを採用したICU。